“美容室のカットがうまい”を暴露します。
私は19歳で美容師になり、現在2018年1月で38歳です。
美容師歴は19年になります。
見習いから美容師になり、働きながら美容師免許を取りスタイリストになりました。
やはり美容師という仕事についた以上カットや仕事が上手くなりたいと思うのは当然です。
自分がうまくなりたかったのでどうしたらいいか考えました。
その答えは簡単で、「うまい人を探してその人に仕事を教えてもらう」ことでした。
しかし美容師になりたての頃は、誰がうまくて誰が下手なんかはわかりません。
自分がカットをわかっていないのにジャッジできるはずもないのです。
しかし、自分の髪を先輩などに切ってもらうと誰のカットは気にいるけど誰のカットは気に入らないというのはわかります。
お客様視点からみても、カットのうまい、下手の優劣は「いかに自分に気にいる髪型にしてくれるか?」
がカットのうまい下手の基準になってきます。
ということは、カットのうまい、下手ということは、美容師の経験値でもなければ働いていた場所(東京や有名店)でもなければ有名人をやっていたやそのお店で店長だということでもありません。
どれだけあなたの(お客様)の要望を叶えることができるか、要望を忠実にカットに再現できるか、また指定されたスタイルを忠実に再現することができるか、そのお客様の髪質やクセの悩みを改善してあげることができるか?ということになります。
しかし、お客様視点でのカットのうまい下手と、美容師視点からのカットのうまい下手とはかなり視点が違い、焦点もずれています。
美容師側からすると、カットの練習をして、幾つかのカットのパターンを覚えスタイリストデビューするとそこから先は実際にお客様をやりながら成長していきます。
そして、何年か経験を積み、お店でもそこそこ売り上げをあげて後輩などもできてくると今度は後輩に教えるようになります。
そして後輩などに教えるようになると自分はうまいと錯覚してきてしまいます。
売り上げもあげ、後輩に教えていると自身もついてきます。
そうすると、自分の技術に絶対の自信を持つようになります。
それはいいことでもあるのですが、反面お客様の要望を事細かく汲み取ることよりも自分の技術を提供することの方が比重が大きくなるとダメなのです。
例えば、家を建てる時に、建てる人はこんな風に家を立てたいと思い、設計士にそれを伝えようとします。
しかし、専門知識がないので、いろいろな雑誌などを使ってイメージを共有しようとします。
この時に、2人設計士がいて、2人とも能力は同じだとします。
一人はお客様のイメージを事細かく再現しようと聞く感性をフルに発揮して忠実に再現してくれます。
もう一人は、自分の設計に絶対の自信があり話2割を聞いてあとは自分の経験と知識で仕事を進めていきます。
ここで100点満点だとすると、最初の設計士は100点を取ッたとします。
次の設計士は期待以上の120点を取れればいいのですが、反面20点の場合もあります。
それはなぜかというと、初対面の設計士に2割の要望で全てを伝えられる可能性はちょっと低くなってしまうからです。
もっと話を聞いてくれれば良かったという思いが残ります。
ということはお客様の要望を汲み取れなければ、いくら技術があってもうまいとは認めてもらえません。
何の仕事もそうですが、イメージを共有するということは非常に難しいので、カタログや写真などをみてお互いに認識を共有する必要があるのです。
美容師の場合、初回のお客様の場合は特に要望を細かくリサーチする必要があります。
初回から美容師側の技術のエゴを押し付けるほど嫌がられることはありません。がこれをわからいない空気読めない美容師もいるのです。
したがって、うまい美容師とはどれだけお客様の要望を聞き取れるかという力だと私は考えています。
そして、初回に気に入ってもらえたら、お客様も二回目三回目と信頼してくれるようになり、そこから美容師としての引き出しをまた出していけばいいのだと思います。
うまい美容師はお任せを信用しない
よく初めてのお客様にお任せで!と言われます。
しかし、そのお任せという言葉を鵜呑みにしてしまうのはアホです。
お客様のお任せというのは、私に似合うようにしてということで、そこは無制限なデザインの自由という意味ではないのです。
したがって、お任せと言われた後から本当のカウンセリングが始まります。
長さはどのくらいが本当の希望なのか?自分のイメージをどのようなカテゴリーにチェンジしたいのか、またはイメージはそのままがいいのか?軽めがいいのか重目がいいのか?などなど
そのポイントを抑えていくと、スタイルが浮き上がってきます。それを再現することがお任せという本当の意味なのです。
しかし、アホな美容師は、お任せと言われれば自分の気分で得意なスタイルを勝手にデザインしてしまう美容師もいます。
それを気に入ってもらえればいいのですが、そこには外すというリスクもあります。
外した時には取り返しがつきません。
カットに一番重要な要素は、リスクを取らない。
これが私のカットのコンセプトです。
切ったら元に戻せません。
ということは切ることは簡単なのですが、いかに残しながら切るかということが大事なのです。
なので、お任せという時にも、リスクになる要素は排除しながら、スタイルの要望を浮き上がらせて造っていくことが大切なポイントだと確信しています。
美容師のカットがうまいとはどれだけ要望を再現できるかということ
カットがうまい美容師を誰もが探しています。
変な髪型なんてしたい人はいません。
技術的にカットのうまい下手ももちろんあります。
技術的にカットが下手というのは、最低限美容師として練習が足りなくてスタイリストになった人か、技術レベルの低いお店でしか働いていなかった人です。
反対に技術的には一定の水準に達していても、人の話をしっかり聞けなかったり、自分の我が強い美容師は下手な部類になってしまいます。
自信満々もいいのですが、そこが強すぎると煙たいと私は思います。
私のカットがうまい美容師像とは、技術は当たり前で、さらに相手の要望を聞く力のある美容師。がうまい美容師だと結論付けています。
この結論に達したのは、自分が美容師になり毎日練習し、有名店にも就職し自分でもお店をもち先輩、後輩様々なタイプの美容師を見てきて、出した答えなのです。
やはり、うまい美容師はお客様がいっぱいつきます。
それが結果にでます。
美容師の働く環境も大切
美容師も人間です。
いくらうまい美容師でも、メンタル的なものも多少影響します。
技術の波はないのですが、心が大事ということです。
例えば、カット1000円のお店で1日に50人カットするとします。
そうすると、お客様の頭がただの頭に見えてきます。
いかに目の前の仕事片付けるかという思考で仕事をこなしてきます。
もう一方はカット1万円だとします。
1日に1人しか切りません。
全精力をその1人に捧げます。
そうするとわかりやすいですが、気持ちの入り方が違います。
1000円だから気に入らないと言っているわけではありません。
美容師の働いている環境によって個人のパフォーマンスにも影響が出るということです。
お店を選ぶ時も、クーポンでお得なのを選ぶのもわかりますが、本当に人間対人間で気に入ったヘアスタイルを造りたい時には、バタバタと回すようなお店ではスタイリストも落ち着いて仕事ができないということもあります。
いくら、お店で可愛い写真で宣伝クーポンを出していても、実際には人間の1人のスタイリストが施術しますので、うまい美容師を探すときはこの人に切ってもらいたいという1人の人間を探すといいかもしれません。
高ければうまいとか、安いから下手ではなく、ちゃんとお客様と向き合える環境で、仕事のできる美容室で、人間的に要望を汲み取ってくれるバランスがとても大切だと思います。
以上 大分 美容室 カットがうまい を分析した記事でした。
カット料金 : レディース 3900 メンズ 3500
座席数 : 1席 駐車場 : 1台
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